各キャリアの通信料などと共に、後からのまとめての支払いが可能なキャリア決済は実質的に後払いと同じであるため、手元に現金がない場合の現金の調達方法としても利用が可能です。
ただし、こうした現金化の手法はあまり一般的なものではないため、あまり家族や会社などに知られたくないという人も一定数いるのが実情と言えるでしょう。
それでは実際にキャリア決済で現金化を行った場合、周囲にバレる可能性はあるのでしょうか。
キャリア決済で現金化する手段とは?
まずはキャリア決済を利用した現金化の仕組みについて解説します。
キャリア決済による現金化には大きく二つ手法があり、一つは専門の業者に頼む方法、もう一つは個人で現金化を行う方法があります。
ただしどちらの場合でも基本的な仕組みは同じで、キャリア決済を利用して何らかの商品を購入し、それを買い取ってもらうことで現金を入手します。
個人でそれを行う場合は、ギフト券や宝飾類、ブランド品など換金性の高いものを自ら購入し、それぞれの買い取り専門業者に買い取ってもらうというのが一般的です。
一方の現金化専門業者に依頼する場合は、実際には商品のやり取りが無いということがほとんどです。
業者に依頼した場合、購入する商品は業者の指定するものとなりますが、それは商品のやり取りの必要がないデジタルコンテンツであったり、キャッシュバック形式で現金が支払われるという形がほとんどとなります。
ただどちらの場合でも、キャリア決済で商品を購入し、それを売ることで現金にするという意味では同じだと言えるでしょう。
キャリア決済現金化が勤務先にバレる可能性は?
以上のことを踏まえた上で、まずは会社などの勤務先にキャリア決済を使った現金化がバレる可能性について考えてみましょう。
勤務先へのバレを恐れる人の多くは、クレジットカードやカードローンなどの審査をイメージしていると思います。
こうしたものへの申し込みには、通常信用審査というものが行われています。
信用調査とは、その人に対してお金を貸したり、クレジットカードを発行しても大丈夫なのか、主に支払い能力などを審査するためのもので、まずは個人信用情報が調べられます。
これは過去のローンの支払い状況や滞納などが記録されているかどうかが見られます。
もう一つが在籍確認で、これは申告した収入が確かなものであるのか、提供した情報の通りちゃんと会社に勤めているかどうかを調べられるもので、勤務先に電話などの形で在籍が確認されます。
勤務先にバレるとしたらこのケースなのですが、現金化業者ではこうした信用調査は行われていません。
そのため、キャリア決済による現金化が勤務先にバレる可能性はまず無いと言っていいでしょう。
キャリア決済現金化が家族にバレる可能性は?
現金化などが家族にバレる可能性として考えられるのが、業者からの連絡や、商品の配送です。
先にも解説したように、現金化の過程では商品の売買があるため、購入した商品の届け先を自宅に指定していたとしたら、商品が届くことによって家族にバレてしまう可能性もあるでしょう。
通常、ネットで購入した商品が家に届いても家族におかしな疑いをもたれることはありませんが、個人での現金化を考えた場合、購入する商品の多くは換金性の高いもの、ギフト券やブランド品などになるでしょう。
普段は買っていないそうしたものが家に届いた場合、鋭い家族ならば何らかの違和感を覚えて、追求される可能性もあるかもしれません。
ただし現金化専門業者の場合ならば、現在はほとんどがコードなどのデジタルコンテンツの売買を扱っていることが多いため、購入した商品が自宅に届くケースはあまり考えられません。
気になる場合には、利用の前に商品が家に届く可能性があるかどうか確認しておくと良いでしょう。
キャリア決済現金化がキャリア会社にバレる可能性は?
3つ目のバレる毛ねんとして考えられるのが、キャリアを提供しているドコモやauといった運営側に現金化がバレてしまう場合です。
現金化は法律的には違法ではありませんが、キャリア決済などにおいては規約で禁じられている方法です。
もしも現金化がバレてしまった場合、利用停止や返金要求などの措置が取られる可能性は大いにあると考えられます。
ある意味で最もバレてはいけない相手とも言えるでしょう。
キャリア会社側もこうした現金化は警戒しており、利用者の買い物傾向などを常にチェックし、おかしな買い物などがあった場合には注意喚起をしたり、監視対象とすることも少なくないようです。
特にギフト券やブランド品・宝飾品など換金性の高い商品がこれまでの傾向と違っていきなり大量に購入された場合などは、疑われる可能性が高いでしょう。
ただしこれらは個人で売買を行った場合であり、専門の現金化業者は換金性の高い商品などは扱っていないため、数字上は単なる商品の売買としか記録は残りません。
少なくとも専門業者を利用する限りは、バレる可能性は低いと考えられます。
専門業者を利用すればバレる可能性は低い!
このように、キャリア決済を利用した現金化は個人でも専門の業者でも可能ですが、個人での売買は自宅に商品が届いたり、購入した商品の履歴からキャリア会社に疑われる可能性も高く、ある程度のリスクは覚悟しなければなりません。
また購入してから売るまでの手間や商品の選択、管理の手間やかかる時間などを考えると、個人でのキャリア決済の現金化はあまり効率の良いものとは言えないでしょう。
その点で現金化専門業者を利用すればキャリア会社や家族にバレる心配はなく、手続もネット上で簡単に済ませられ、即日に現金化できることがほとんどなため、安全性も高く効率も良いと言えます。
またクレジットカードやカードローンのような信用調査も必要ないので、勤務先にバレる可能性もありません。
最後に気をつけておきたいのが、情報の管理が甘い悪質業者の存在です。
そうしたところでは情報が漏洩したり、最悪の場合情報を自ら売る場合もあるので、大手で信頼のある業者の利用をおすすめします。
以上、キャリア決済の現金化がバレるのはなぜ?バレない対策はありますか?…でした。