個人のクレジットカードで現金化をしたことがある人でも、法人カードを現金化したことがある人は少ないのではないでしょうか?
「そもそも法人カードの現金化なんてできるの?」こんなふうに思っている人も少なくないかもしれませんね。
実は法人カードでもクレジットカードの現金化サイトを利用することで個人のクレジットカードと同じように現金化を行うことができます。
そこでこの記事では、法人カードを現金化することについて考えて行きたいと思います。
なお、法人カードを現金化するためのステップは以下の通りです。
・現金化サイトに申し込みを行う(個人のクレジットカードと同様)
・サイトの担当者から連絡が来て、申し込み内容と本人確認の書類提示などを行う
・サイトの担当者に指定された商品をクレジットカード(法人)で決済し購入する
・サイト側で決済が確認次第、指定した口座に現金が振り込まれる
いかがでしょうか?
流れは個人のクレジットカードを現金化するときと全く同じですよね。
このように法人のカードでも関係なく簡単に現金化することができるのです。
法人クレジットカードを現金化するときに必要な書類とは?
個人のクレジットカードを現金化するときには個人の身分証明証の提示を求められますが、法人カードの現金化は経営者本人の身分証が必要になります。
必要な書類はたったこれだけであり、そのほかに登記謄本や会社の取引履歴などは必要ありません。
もしそういった書類が求められたら、そのサービスは利用しない方がいいでしょう。
また個人のクレジットカードを現金化する前にチェックしたのと同様、ショッピング枠の上限と有効期限をチェックしておくこと、また申し込みに必要な会社の連絡先をまとめておくと良いでしょう。
ほとんど全ての現金化業者の場合、法人カードを利用しても即日現金化も可能です。
一般的に個人のクレジットカード現金化業者は法人にも対応してくれることがほとんどですが、法人対応に慣れている業者を選ぶことも重要です。
法人のクレジットカード現金化をするメリットとは?
次に法人カードを現金化するメリットについて見ていきましょう。
法人カードを現金化する時のメリットは次の4つです。
・審査を受けずにすぐに現金を振り込んでもらうことができる
・審査がないので信用情報に影響が出ない
・借り入れよりもお得にお金を用意できる
・事業のキャッシュフローの改善に使える
突然事業資金が必要になってしまったとき、最初に思いつくのは銀行などの金融機関でしょう。
しかし金融機関に手続きに行っても、必ず融資の前には審査が実施されるため、現金を借りるのに短くても数日かかってします。
長いところでは、数週間かかることも珍しくありません。
それだけ待てればいいのですが、なんとか今日中にお金が必要!という切羽詰まったケースもあることでしょう。
そんなとき、クレジットカードの現金化であれば、すぐにお金を用意してもらうことができます。
これは事業者にとって非常にありがたい話と言えるでしょう。
またクレジットカードの現金化は、借入ではなくカードのショッピング枠を利用しているだけ(ただの買い物と同じ)なので信用情報に履歴が残りません。
このようにクレジットカードの現金化にはたくさんのメリットがあるのです。
法人クレジットカード現金化するデメリットは?
一方、法人カードを現金化する時にはデメリットもあります。
主なデメリットは以下の4つです。
・一括払いしかできない
・経営が悪化する可能性がある
・経費にならないこともある
・現物売買履歴が必要になる
個人カードでは分割払いやリボ払いが選択できますが、法人カードは基本的に一括払いのみです。
分割払いに対応している法人カードもありますが高金利になる可能性もあります。
またカードの現金化は、根本的な解決法ではなく、一時的に運用資金になるだけです。
カードを現金化して今のピンチを乗り越えたとしても、翌月には一括で利用金額が請求されます。
あくまでも急場凌ぎということは忘れないでください。
といってもこれは借入でも同じことなので、法人カードのみのデメリットというわけではありません。
また、法人カードの現金化は、経費として計上することも不可能ではありませんが、それなりに言い訳が必要になります。
納得させる言い訳ができなければ経費として認めてもらうことはできないでしょう。
最後に、経費として計上するためには、現物売買履歴が必要になります。
必ず購入した商品の現物が必要になりますし、転売するのであれば売ったという証拠の書類も必要です。
法人のクレジットカードの現金化に対応してくれるとこなら書類作成に対応してくれることも多いので、そういった業者を選ぶようにしてください。
このように法人カードのクレジットカード現金化にはいくつかの注意しなければいけないポイントやデメリットがあります。
しっかりと考慮したうえで利用するかどうか決めることが大切と言えるでしょう。
クレジットカード現金化 法人まとめ
この記事では法人カードを現金化するための方法やメリット、デメリットについて解説してきました。
事業資金が突然必要になることは珍しくありませんが、いざと言う時に乗り越えられるように現金化について正しい知識を持っておく事は大切です。