クレジットカード現金化とはクレジットカードで何らかの商品を購入し、買い取ってもらうことで現金を手にすることです。
業者を利用する方法や自分でする方法があり、業者を利用する場合にはそれぞれに買取率や振り込みスピードなどが決まっています。
しかし、人々はなぜ現金化をするのでしょうか?
以下で詳しく見ていきましょう。
キャッシング枠では足りない時
クレジットカード現金化はカードのショッピング枠を使うことになります。
そのため、ショッピング枠に残高がないとそもそも現金化ができないのです。
カードにはショッピング枠の他にキャッシング枠があり、これでお金を借りることができます。
しかしキャッシング枠を使い切ってしまうと、お金を調達する手段もなくなってしまうためにカードに付随しているショッピング枠を使って、現金化をするのです。
実際にキャッシング枠を使ったことがある人ならば分かるかもしれませんが、この枠はあまり大きくなくおまけ的な扱いだという人も少なくありません。
そこで着目されるのがショッピング枠で、ここからクレジットカード現金化を利用しようと結び付くわけです。
利用の際にはショッピング枠が残っているかどうか確認しておくと、トラブルを避けられます。
いくら優良業者を利用する場合でも、残高がないと断られてしまうため注意が必要です。
すぐにお金を手にしなければならない時
この理由が最も一般的と言えるかもしれません。
冠婚葬祭や急な飲み会に誘われた時など、お金を必要とする時が訪れた時にこの悩みを解決してくれるのがクレジットカード現金化です。
上記の通り業者を利用したり自分で商品を選び買い取ってもらう方法がありますが、いずれも申し込んでから数分で現金を手にすることができます。
仮に業者に依頼した場合ですが、最短5分や10分で指定した銀行口座に現金が振り込まれます。
もちろん悪質な詐欺業者に遭遇する危険性もありますが、自宅に居ながらにして手続きができるため好きな場所で現金を振り込んでもらえるのです。
「突然お金が必要になる時なんてあるの?」と思う人もいるかもしれませんが、思いがけない時にその時が訪れることもあるでしょう。
そうした時に慌てないためにも、クレジットカード現金化があることを知っておくと便利です。
信用情報に傷をつけたくないため
クレジットカード現金化の他に現金を手に入れる方法としては消費者金融が挙げられます。
この方法ですと借入記録が残り、信用情報に傷がついてしまうのです。
実はこれを嫌がって現金化にたどり着く人も多くいます。
クレジットカード現金化も消費者金融と同じように現金を手にできるため、信用情報に傷がつくと思い込んでいる人もいるかもしれませんが、現金化の場合は傷がつきません。
これに傷がつくとつかないとでは全く意味が異なりますので、実際に信用情報を守るために現金化を選ぶ人が多くいるのです。
記録が残るとお金を借りにくくなってしまいますので、消費者金融を利用しようか迷っている人はクレジットカード現金化を考えてみてはいかがでしょうか。
理由はどうあれ、注意点も知っておきましょう
様々な理由でクレジットカード現金化をしている人がいますが、いずれにしてもやる時にはいくつかの注意点を理解しておかなければなりません。
まずは業者選びをしっかりと行うことです。
良く調べずに選んだ結果、悪質な詐欺業者で情報を盗まれ悪用されたというケースも少なくありません。
悪用されると取り返しのつかない事態にもなりますし、人生が狂ってしまうこともあるでしょう。
そのため、事前にどういう業者があるのかリサーチしておく必要があるのです。
今では買取率や振り込みスピード、安全性などをインターネット上で調べることができるので、そこまで時間をかけることなく判断できるでしょう。
また、買取率がどのくらいなのかも確認しておくと良いです。
相場が決まっていますので、利用しようと思った業者がどのくらいなのか見ておきましょう。
ちなみに、相場よりも低いところやあまりにも高すぎるところは避けた方が良いです。
実際、高い換金率に惹かれて利用したもののいつまで経っても振り込まれなかったというケースも多くあるからです。
クレジットカード現金化は違法ではありませんが
違法ではないクレジットカード現金化ですが、だからと言ってお金が必要な時に繰り返し行うのはやめましょう。
なぜ違法でないのにやってはいけないのかというと、クレジットカード会社の規約に違反する可能性があるからです。
規約をきちんと読んだ人はいないかもしれません。
細かい文字で色々と書かれているために読む気にはならないというのが本音ではないでしょうか。
しかし、少しでも目を通しておくことをおすすめします。
規約には現金化はNG..のようなことが記載されているからです。
もしカード会社から現金化を疑われて現金化と認定されてしまうと、今まで使っていたカードの利用停止や強制解約、さらには残高の一括支払いを求められることがあります。
確かに言い訳のためのテクニックもあるにはありますが、質問されてしどろもどろになってしまうとむしろ現金化と決められてしまいます。
回避するためには繰り返しの現金化をやめたり、一度に大きな買い物をし過ぎないこと、同じ商品をカードで購入しすぎないことなどが挙げられます。
以上、何のためにクレジットカード現金化をしているのかを考えてみた!…でした。