「今すぐ買いたいけど手元にお金がない!」
「クレジットカードは持ちたくない!」
そんなニーズに応えるのが、後払いアプリです。
スマホ一つでサクッと決済でき、支払いは給料日後など好きなタイミングにできるのが魅力。
しかし後払いアプリには種類が多く、選び方を間違えると手数料負担がかさんだり、使える店舗が限られたりすることも。
本記事では、以下を徹底解説します。
・後払いアプリの仕組み
・後払いアプリのメリット
・後払いアプリのデメリット
・後払いアプリの選び方
・後払いアプリおすすめランキング
・後払いアプリの注意点
・後払いアプリ よくある質問(FAQ)
・後払いアプリまとめ
後払いアプリの最新情報を知りたい方、どれを使うか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
後払いアプリとは?仕組みを簡単に解説
「後払いアプリ」とは、買い物をしたその場では支払わず、後日まとめて支払える決済サービスです。
クレジットカード不要で利用できるものも多く、若年層を中心に急速に普及しています。
仕組みは大きく2種類あります。
1. 購入金額を後日まとめて支払う方式
・購入代金を後日まとめてコンビニや銀行振込で支払う
例:ペイディ、atoneなど
2. チャージ式バーチャルカード方式
・アプリで発行したバーチャルカードで決済
・チャージが足りない分を「後払い」にできる
例:バンドルカードなど
後払いアプリのメリット
後払いアプリの主なメリットは以下の通りです。
特にクレジットカードを持たない若年層や、現金を即用意できない場面で役立つサービスとして注目されています。
クレカ不要で使える
審査が簡単、または不要なサービスが少なく、クレジットカードを持ちたくない人や持てない人でも利用しやすいのが魅力です。
学生や主婦など、従来クレカ審査が通りづらい層にも門戸が開かれています。
また「カード情報を登録したくない」という人でも安心して使えます。
スマホ完結でスピーディ
アプリ一つでアカウント作成から決済、利用明細の確認、支払いまでが完結します。
カードを持ち歩く必要がなく、オンラインショッピングや店頭QRコード決済などにもすぐ対応できる利便性は大きな強みです。
支払いのタイミングを調整できる
給料日前や急な出費があったときでも「とりあえず購入して後で支払う」という使い方が可能です。
家計管理がしやすくなるため、「今は手元資金が心もとないけど、必要な買い物がある」という人には非常に便利です。
現金化不要で使える場合も
メルペイのように、フリマアプリの売上金をそのまま後払いに充てられるなど、残高やポイントを活かせるサービスも増えています。
キャッシュレス生活をさらに効率的にできる点もメリットです。
利用明細が可視化される
利用履歴や支払い予定額がアプリ内ですぐ確認できるため、従来の後払いよりも支出管理がしやすいのも特徴です。
後払いアプリのデメリット・注意点
便利な一方で、後払いアプリには以下のようなデメリットやリスクがあります。利用前にしっかり把握しておくことが大切です。
使いすぎる危険性
実際にお金を払うのは後日なので、「お金を使っていない感覚」が残りやすく、つい予定外の買い物をしてしまう人が少なくありません。
特に少額の買い物が積み重なり、月末に高額請求が来て慌てるケースも多いです。
手数料がかかる場合がある
コンビニ払いなどを選ぶと、数百円〜数千円の手数料がかかることがあります。
アプリによっては「手数料無料の支払い方法」が用意されていますが、確認を怠ると想定外の出費になるので要注意です。
利用可能額に上限がある
与信審査によって、利用者ごとに利用限度額が設定されています。
初回登録時は低めに設定されることが多く、数千円〜数万円程度しか使えない場合もあります。
限度額は利用実績に応じて増えることもありますが、あくまでも審査次第です。
信用情報に影響する可能性がある
一部の後払いアプリは、利用状況を信用情報機関に登録することがあります。
支払い遅延が続くと、今後の利用限度額の引き下げや、他のローン審査に影響する場合があるため注意が必要です。
使える店舗に制限がある場合も
アプリによっては、対応しているECサイトや実店舗が限定されることがあります。
使いたい店で利用できるか、必ず事前に確認しておきましょう。
後払いアプリの選び方をチェックして便利に上手に利用する!
後払いアプリは非常に多くの種類があり、どれを選ぶかによって使い勝手やお得度が大きく変わります。
選ぶ際には、以下のポイントをしっかり確認しましょう。
対応店舗・サービス
・自分がよく利用するECサイトや実店舗で後払いが使えるかは非常に重要なポイントです。
・たとえばペイディやメルペイは対応店舗が多く、Amazonやコンビニ、家電量販店、ファッション通販サイトなど、日常の買い物に幅広く対応しています。
・一方で、特定の通販サイトだけで使える後払いサービスもあるため、利用予定の店が対応しているか必ずチェックしておきましょう。
・また、オンラインだけでなく実店舗でも使えるアプリを選ぶと、買い物の自由度がぐっと広がります。
手数料・支払い方法
・後払いアプリは、支払い方法によって手数料が大きく変わることがあります。
・コンビニ払いやATM払を選ぶと数百円の手数料がかかることが多く、何度も利用すると大きな負担になります。
・一方、口座振替や銀行振込を選べば無料にできる場合が多いので、コストを抑えたい人にはこちらがオススメです。
・また、支払い方法を変更できるアプリもありますので、都合に合わせて選べるかもチェックしましょう。
・分割払いやリボ払いが可能なアプリもありますが、これらは手数料や利息が発生することがあるため、利用する際はよく内容を確認することが大切です。
利用上限額
・多くの後払いアプリでは、初回登録後の利用上限額は低めに設定されています。これは未払いリスクを抑えるための仕組みです。
・しかし、一定期間の利用実績や支払い状況が良好であれば、上限額が引き上げられることもあります。
・たとえばペイディでは、利用履歴に応じて数万円から数十万円まで上限が上がるケースも。
・高額の商品を買う予定がある人は、将来的な上限アップの可能性や条件をチェックしておくと安心です。
・また、アプリによっては上限額を自分で設定できる機能があり、使いすぎ防止に役立ちます。
ポイント還元の有無
・最近では、後払い利用でもポイントが貯まるサービスが増えています。
・例えばatoneは、後払い利用額に応じてポイント還元があり、貯めたポイントを次回の支払いに充てることができるなど、お得感が高いです。
・一方、ペイディもAmazonでの購入でポイント還元を実施するキャンペーンを行うことがあり、見逃せません。
・ポイントの還元率はサービスによって異なり、0.5~1.5%程度が多いですが、特定の期間や店舗で還元率が大きく上がることもあります。
・日常的に後払いを活用する人は、ポイント還元の有無と還元率を比較して選ぶと、結果的に大きな差が生まれます。
後払いアプリは「どれも同じ」ではありません。
自分の買い物スタイルや支払いの都合に合わせて、最適なサービスを選ぶことが、安心かつお得に使うための鍵です。
賢い選択で、快適なキャッシュレス生活を送りましょう。
【2025年】後払いアプリおすすめ人気ランキング
ここからは、2025年現在の人気後払いアプリをランキング形式でご紹介します。
選定基準は以下の通りです。
・利便性
・対応店舗数
・手数料の安さ
・ユーザー満足度
・審査のゆるさ
後払いアプリおすすめ第1位:ペイディ(Paidy)
・Amazonで使える唯一の後払いアプリ※2025年7月現在
・支払い方法が豊富(銀行振込・口座振替・コンビニ払い)
・手数料無料の支払い方法あり
・最大3回の分割払いも可能(手数料無料)
ペイディは後払いアプリ市場で最も利用者が多いサービスです。
クレジットカードなしでもAmazonなどで買い物が可能なのが最大の強みです。
支払いを翌月まとめて一括か、3回分割も選べるため、計画的に利用しやすいのが特徴です。
利用上限額:個人ごとに異なる(最大50万円程度の例あり)
後払いアプリおすすめ第2位:メルペイ
・メルカリの売上金をそのまま使える
・コンビニやドラッグストアなど、実店舗での後払いにも対応
・審査不要で導入できる場合も
・メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」のアカウントと連携することで、メルカリ内の残高を後払いに充てられるのが大きな特徴です。
コンビニ・飲食店などで使いやすく、20〜30代を中心に人気です。
利用上限額:最大50万円(利用状況により異なる)
後払いアプリおすすめ第3位:バンドルカード
・Visa加盟店で使えるバーチャルカードを即発行
・後払い機能「ポチっとチャージ」が便利
・最短即日で利用可能
バンドルカードは、アプリからすぐに発行できるVisaのバーチャルカードが魅力です。
「ポチっとチャージ」機能を使うと、チャージ不足分を後払いにして利用できます。
使った分を翌月以降に返済する形で、学生など若年層からの支持も高いです。
利用上限額:最大5万円(初回は1万円程度が目安)

後払いアプリおすすめ第4位:atone(アトネ)
・クレジットカード不要で登録可能
・利用額の0.5%がポイント還元
・全国のコンビニや主要ECで利用可能
atoneは、後払いに特化した決済サービス。
クレジットカードを持たない層でも使いやすく、ポイント還元が魅力です。
請求はまとめて翌月払いで、手数料はコンビニ払いの場合のみ209円(税込)。
利用上限額:最大50,000円

後払いアプリを使う際の注意点
後払いアプリは非常に便利な反面、使い方を誤ると家計を圧迫する原因にもなりかねません。
安全に利用するためには、以下のポイントをしっかり意識しましょう。
予算管理を徹底する
「すぐにお金を払わなくていい」という安心感から、つい予定以上の買い物をしてしまう人が少なくありません。
後払いアプリを使う前に、月の予算を決めておき、いくらまで使うか上限を設定しておくことが重要です。
特に生活費と趣味のお金を分けて考えるなど、家計簿を活用するのも有効です。
手数料を確認する
後払いアプリは、支払い方法によって手数料が異なることがあります。
たとえば銀行振込なら無料でも、コンビニ支払いやATM支払いを選ぶと数百円〜数千円の手数料がかかるケースがあります。
また、延滞した場合の遅延損害金も高額になることがあるため、利用前に各サービスの手数料体系をよく確認しておきましょう。
利用明細をこまめに確認する
後払いアプリは、アプリ内で利用履歴や支払い予定額がいつでも確認できるようになっています。
「どの店舗でいくら使ったか」を定期的にチェックする習慣をつけることで、無駄遣いの抑制につながります。
特に小さな金額でも積み重なると大きな出費になるため、週単位や月単位でまとめて確認するのがオススメです。
返済スケジュールを把握する
アプリによっては「翌月まとめて支払い」や「分割払い」が選べますが、それぞれの返済日や支払総額を把握していないと、思わぬ資金ショートを招くことがあります。
給料日と支払いスケジュールを合わせるなど、計画的な利用が大切です。
信用情報への影響を意識する
一部の後払いアプリでは、支払い状況が信用情報機関に登録される場合があります。
延滞を繰り返すと、他のローンやクレジットカードの審査に影響することもあるため、支払いは必ず期限内に行うよう心掛けましょう。
後払いアプリは、使い方さえ間違えなければ非常に便利なツールです。
賢く使って、無理のない家計管理を心がけましょう。
後払いアプリでよくある質問(FAQ)
- 一部のサービスは利用履歴を信用情報機関に登録する場合があります。クレカほど影響は大きくありませんが、延滞すると今後の利用限度額に影響する可能性はあります。
- 利用可能です。ただし限度額は低めに設定されることが多いです。
- ペイディは口座振替を選べば手数料無料で使えます。atoneもコンビニ払い以外なら無料です。
- クレジットカードはポイント還元率や付帯保険が魅力ですが、審査が厳しめ。後払いアプリは気軽さが最大のメリットです。使い分けがおすすめ。
後払いアプリの利用は信用情報に影響する?
学生でも後払いアプリを使えますか?
手数料無料で使える後払いアプリはありますか?
後払いアプリとクレジットカード、どっちが得?
上手に賢く使えば便利な後払いアプリの決済サービス!
後払いアプリは、うまく使えば非常に便利な決済手段です。
ただし「買ったつもりが支払いを忘れていた」ということがないよう、家計管理と併用するのが重要です。
・クレジットカードを持たない層でも使いやすい
・手数料をきちんと確認する
・予算オーバーにならないよう管理する
ペイディ、メルペイ、バンドルカード、atoneはいずれも使いやすいサービスです。
自分の利用シーンに合うものを選びましょう。
あなたの賢いキャッシュレス生活の参考になれば幸いです!
参照元:あとペイガイド