後払いLINE完結とは後払い現金化の手続きを全てLINEのやりとりだけで終わらせることができるサービス、またはそうしたサービスを提供している事業者のことを意味しています。
つまりは「LINE完結タイプの後払い現金化業者」というわけです。
現金化業者はその時代に合わせてサービスの内容を変化させていますが、後払い現金化という新しいタイプの現金化サービスが登場するのに歩調を合わせるようにしてLINE完結での手続きも急速に拡大してきています。
後払いLINE完結が生まれた経緯
後払いLINE完結タイプの現金化手続きには様々なメリットが秘められています。
それを理解するためには今までの現金化でどんな手続きが使われていたのかを知るのが近道です。
たとえば最初期の現金化業者は対面でしか手続きができませんでした。
街の怪しい雑居ビル内にある現金化業者を訪れて手続きをするのは利用者にとってハードルが高いだけでなく、現金化ビジネスそのもののイメージを悪化させる原因になっていたとも言えます。
やがて現金化業者は電話だけでの手続きが可能な「電話完結」のサービスを開始します。
そしてインターネットが拡大すると「メール完結」や「Web完結」といったサービスが続々と生み出され、それに合わせてクレジットカード現金化やキャリア決済現金化といった形で現金化ビジネス自体も進化することとなりました。
現在の後払い現金化は後払いアプリと呼ばれるスマホアプリと一体化したサービスとして提供されているケースが多く、つまり利用者のほぼ100%がスマホでアプリを使っていることになります。
そこに同じスマホアプリであるLINEを使った「LINE完結」が生まれたのは必然ということになるでしょう。
後払いLINE完結が持つメリット
後払いLINE完結はこれまでの電話完結やメール完結よりも優れた特徴をいくつも持っています。
電話の場合はどうしても電話口にスタッフが居るタイミングでないと連絡がつかない欠点がありました。
メールは送受信は時間に関係なく可能ですが、メールが届いていることを確認しないとやはり連絡が滞ってしまいます。
それに対してLINE完結は、常に身につけているスマホのLINEに通知が届くことからスタッフとの連絡が格段にスムーズになるというメリットがあります。
また電話のように音声での会話をする必要がない点も、秘匿性の高い現金化の手続きをする上ではメリットと言えるでしょう。
単純に、知らない相手と会話をするのはストレスという人にとってもLINEは使いやすいのもポイントです。
メールでも会話不要にはできますが、メールの長文を打つのはスマホではかなり辛いには現代人ならよくわかるところでしょう。
やはりスマホに最適化されているLINEで連絡を取るのは後払いアプリ現金化の手続きとしては理に適っており、基本的にはメリットしかないと考えていいでしょう。
後払いLINE完結のデメリット
敢えて後払いLINE完結のデメリットを探すとすると、担当スタッフとのやりとりがショートメッセージ中心になるという点になります。
現金化の手続きではかなり込み入ったお金の話を進める必要もあるため、ショートメッセージではニュアンスや細かい数字を見落としてしまう危険もあります。
ただし、これに関しては電話であっても聞き間違いは発生しますしメールでも打ち間違いや誤送信といったリスクは存在していたわけですからLINE完結だからといって特別に不利になることはないと考えられます。
もう一つデメリットというよりは現金化業者のシステム的な問題として、後払いLINE完結と言いながら実際には最初の申し込みだけはホームページ内の申し込みフォームから行う必要があることが非常に多い点が挙げられます。
これは一番最初に申し込み者の氏名住所といった個人情報と現金化金額などを一括して確認するためには仕方のない部分となっています。
とはいえLINEだけで手続きが全て完結すると考えていたら、結局申し込みフォームを使うことになったという経験はあまり利用者によって良いものとは言えないでしょう。
後払いLINE完結が可能な現金化業者の探し方
後払いLINE完結の現金化を利用する上で最大のハードルとなるのが、そもそも後払いLINE完結を実施している業者を絞り込んで探すのが難しいという問題になります。
多くの現金化業者はLINEだけを連絡手段にしているわけではなく、今でも電話やメールを併用しているのがほとんどです。
利用者の事情に合わせて連絡方法を変えられる便利さはありますが、それゆえにLINE完結が可能であることが宣伝不足で伝わっていないことも多々あることは少し引っかかる点となっています。
後払いLINE完結の業者を探す場合には実際に「LINE完結・後払い現金化」といった複数ワードで検索をかけてみて、表示される業者や現金化情報をまとめたサイトを参照するしかないでしょう。
また現在後払いLINE完結を実施している現金化業者は買取現金化タイプが多めになっています。
クレジットカードや決済アプリ系の現金化業者はLINEを利用していてもそれだけで手続きが完結するわけではなく、あくまで連絡手段や相談窓口の一種としてLINEを使っているパターンが珍しくありません。
そのため純粋にLINE完結で手続きを終えたい場合には、業者のみならず現金化の方法そのものを多少選ぶことになる点は理解しておくようにしましょう。
後払いLINE完結での現金化まとめ
後払いLINE完結で現金化手続きをするのは非常に便利であることは間違いありません。
そのため今後は現金化手続きのスタンダードになっていく可能性も高く、今から慣れておいて損はないと言えるでしょう。
ただし現時点で過渡期にあることも事実なので、全てをLINEだけで済ませることが可能な純然たる後払いLINE完結現金化は一部の業者でしかまだ行うことはできません。
LINE完結を絶対条件に入れて業者探しを行ってしまうと現金化の効率を犠牲にするどころか、希望する現金化の手法そのものが使えなくなってしまう恐れもあります。
そのためLINE完結はあくまでも、あったら嬉しい程度に捉えて業者探しをした方が現金化は上手くいく可能性が高いと言えます。
ただしそうなると申し込みにWebサイトの申し込みフォームを利用、業者からの折り返しに確認に電話受け取り、メールで細かな契約内容を確認、といった具合に相当に手続きが煩雑になってしまうことは確かです。
そのためLINEでできることはなるべくLINEで行うようにして、なるべく理想の後払いLINE完結に近い環境を自分で作っていくことも大切になるでしょう。
以上、先払い後払いLINE完結現金化サービスの業者選びは慎重にすること…でした。